流舞結晶 〜冬のクジラとさいかい〜/
こしごえ
そよぎ覚醒して
見つめていてほしい
うがつ連繋の次元
青く吼えている
まだまだ
ちょっぴりと、弾けているのかしら
響きつつ
ゆっくりと
ゆっくりと舞う
雪のつらなる残像の冷淡な熱が黒髪を灯す
終らないの
始まるわ
失うとは
白紙にかえすということ)
青い空を吸いこみ 深水に泳ぐ
あの朝と同じ空気のしびれが、しん と
結びつくきらめき
終りなき サイレンス
※タイトルの「流舞(るぶ)」は造語です。
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