孤独でもここに・・・/
eris
孤独と背中合わせな毎日
誰もいない教室
沈みかけてる太陽が
僕の机のラクガキ
少しだけ映して 消えた
そこに寂しさだけ残って
暗くなり始めた教室の片隅
僕は声も出せず
ただ 泣いていた
涙が止まった頃
雲の切れ間からのぞく月が
僕の机 優しく照らした
その一瞬だけ
一人じゃない気がして
光は 孤独のカケラを包んだ
そんなちょっとしたことが
少しだけ楽にしてくれるから
僕は ここにいるんだ
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