贖罪の羽/ルーファウス=フレデリカ
 
第4巻 701ページ

『diamant de la nuit de clair de lune a detruit le ciel』
それはまるで雨のように
最後の瞬間に光るそれは揺らめいて燃えた水面の月

「私は怖いのです。全てを忘れることが。
 そこにあったものが無になることがたまらなく怖いのです。
 だから最初から見たくはないのです。
 知らなければ、忘れない。失いもしないから。

 お願いします。これが我侭だとはわかっています。
 ですが、逃げたいのです。現実から。           」

La bague de l'silver a gueri la pe
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