朗読用テクスト 未完成交響詩 第17楽章「詩人のやさしさについて」/馬野ミキ
私たち詩人はやさしくあろう
親や主治医や批評家や神に対しても
大きな視野とココロでもってやさしく接そう
確かに少年の言うとおりに親たちは何もわかっていないんだ
ほとんど我侭で宇宙人みたいな君を育てるのに大変苦労なさっている
(ここに2〜5行即興)
可愛そうな人たちではないか
まるで君以外に、夢が見当たらない世界に住んでいる!
確かに少年の言うとおりに親たちは何もわかっていないんだ
でも何も分かっていないということは
罪がないってことでもあるんだ。
主治医や批評家というのはつまりはまきをくわえて
全員がパンストでオナニーしているかSM趣味がある奴らのこ
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