散文詩「パラダイス イン ミヤコ」/アハウ
れているのも不思議な思いがする。この天国のよ
うな島の中に明と暗、陰と陽が調和して置かれている。目に見える
存在が確かにあるという思いがする。そんな時ある種の情熱を伴っ
て心がつぶやく。自然に生かされている私達はそれを心から慈しみ
守っていかねばならない。この場所でこの公園でそう思える自分が
とても可愛く思えた。その存在がもともとおられる地のものかあの
天のお父様か何を思うかは人それぞれだ。しかし確実に言えること
、それは不可視の存在に人として生き物として可愛がられたい。人
はそうあるべきだと思える。そう考えることで心がこの島の自然の
ように浄化されていく。私にとって美しい島の自
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)