なにを おもう?/わら
 
なにの そばなら?


わたしは いやされる?



この光景から のがれられる?





酒が 滅びと 同じ道筋にあるのなら

わたしは おなじ直線上に立っている。



だけど、 そんな酒は 飲むな。

そんな酒は 飲まない。




だから俺は それにさえ いやされず、


また 酔いの覚めとともに

日常に帰っていく。



なにも 痛みは かわらぬというのに。



焼きつく想像も はらえず。




そう。 その真偽さえも たしかではない。



だが、 いつも 
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