過ぎ去りし/
彰
君の口から
当たり前のように
吐き出された言葉に
悔しさが込み上げ
何でもないことのように
かわした自身の言葉に
ひどく
衝撃を受ける
あの頃
言葉はどんなにか困難で
君に伝える一言の為に
どれだけの時間を
過ごしてきたか
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