In the Cafe/Hantama/ibukijohn
せながら
「いやぁ 名前なんてありません。 まぁ しいて言うなら コーヒー屋ですか」
と はにかみながら言ったので僕はおかしくなって笑ってしまった
「どうも ごちそうさまでした また来ます」
外に出て振り返って看板を探すと、やっぱりどこにも見つからない
「コーヒー屋かぁ 看板は無くともいいお店だったなぁ」
冷たい風が僕のほほをなでていった
歩き出してフと隣の店を見てみると
こちらもどうやらコーヒーショップらしかった
初めに香ったのが
一体どっちの店からだったかなんて
今はもう どうでもいいことだ
あたたかい気持ちとコーヒーとスフレが
僕を満たしてくれているから
written and photo by ibukijohn.
http://johnyorizo.exblog.jp/5257276/
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