独り言/虹村 凌
相手の為に、一生を棒に振る事は無い。
そういった面で、私は殺しが減り自害が増えた方が、まだマシだと思ってる。
どちらも死なないでいてくれたら、それが一番に決まってる。
だから、俺は「逃げろ」といい続ける。
逃げればいいんだ。それを気付かせてやらなきゃいけない。
逃げるという手段がある事を。
イジメはなくなりやしない。
百人が百人、私を愛する訳も無く、当然嫌う者も出てくる。
嫌う者も、様々だろう。
陰で悪口を言うもの、後ろ指を差すもの、面と向かって物申す者。
それが激化すれば、いじめに発展しうる。
人が生きている限り、イジメはなくなったりしない。
同様に、喧嘩も戦争も無く
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