fromAB 1025-1118/AB(なかほど)
 
1025:イノシシが知事公邸の裏庭を駆け回る

あんたのために
かけずりまわって

がぁー っ ていって
ぐぉーん っ て終わった

やっぱりいつかは
止まってしまうもんなんだんね

足をひっぱるつもりは
なかったんだよ





1103:午後の空室
  
朝届いた
君の事を告げる手紙が
消えた

ノックはしなかった
答えもなかった

いつまでも

何もないという思い出だけが
残った





1108:ぽぅ

{引用=こたつ こたつ
ぽぅ
言いながら
マイケルはんが
みかん持って来はった
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