ねこたつ/
おっとっと
ごろん
と横になったではないか
冷え込んだ
私の足元から
猫の温もり
が伝わり
何故か
ほっ
としている自分が
いたり
いなかったり
私は
ぐでん
とした猫を抱え
改めて
こたつ
に脚を入れながら
こたつ
の温もりを持った猫
と共に横たわり
堕落しつつも、
安堵したりしている
そんな秋先の一時
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