いとしいきみへ/
月
小さな手に握られた指が
離せなくて
ずっと寝顔を 見ていたい
不思議な感じ
何もかも違ってみえる
些細なことが嬉しくて
ちょっと照れくさくて
頭を小突かれるまで
ニヤニヤ眺めてた
でも止められなくて
笑いをかみ殺すのに
必死だった
桜が降り注ぐ
朝の出来事
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