負の歴史は終わらない…/電子ノ猫人
れは一蹴される。 振舞っていても所詮は先生、良さそうな顔をしていても根は腐っている、そう思えるようになってしまった。
未来も無く、学校に行く事すらの意義もわからず、それでも時間が流れるままに起き、学校へ行き、いじめられ、帰り、寝る それを繰り返していた。
周りを全て敵とみなし、誰も寄り付かせず、触りもしない
親も弟も何もかもが憎く、自分の弱さが不甲斐無く
家で暴れ首を絞め、シャープペンシルで自傷し、彫刻刀を胸や脈にあてがっては躊躇う事もよく行った。
自分が壊れて行く様が良くわかる。自分のことは自分が一番わかるのだ
そしてネットの世界へ逃げた。現実の世界だけではもはや限界に達していた
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