すいっち/アンテ
いえんになくならない
そんなせかいにうまれればよかった
さんそをすって
にさんかたんそをはく
かんたんなるーる
みぎあしのつぎはひだりあし
でも
じゃあ
すいっちをいれてくれたのは
だれなのだろう
それはほんとうに
わたしのためのすいっち
だったのだろうか
ときどきひとりごとをいうよね
してきされたことがある
ためしに
れこーだをもちあるくうち
はんめいした
なんどききかえしても
それはたしかに
わたしのこえだった
かちっ
それはまぎれもなく
すいっち
のおとだった
でんしゃのどあがひとのかおにみえる
といったらわらわれた
えきにつくたび
どあはじどうでひらくし
げんりなんてだれもきにもとめない
ありがとう
かおはにっこりとわらって
わたしをとおしてくれる
わたしはえきにおりたつ
なにかがうごきだすしゅんかん
だけをとくべつあつかいするなんて
ばかげている
あーあー
はっせいれんしゅう
わたしはどこへむかっているのだろう
すいっち
よりもさきに
みつけるべきことがある
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