「『水からの伝言』を信じないでください」のページへ/小池房枝
お話"です。筆者の危機感は「ただの"お話"と思って聞くならいいかもしれない話」が小学校の授業の教材として使われたこともあるということに向けられています。
実験する人の「思いこみ」が作りだした「みかけ」の結果と考えられるものを事実だと教えてしまっていいのか、というのはさておき、どんな言葉が「よく」てどんな言葉が「わるい」のかは人が考えるべき人の心の問題なのに水に任せてしまっていいのか。きれいな結晶ならよい言葉で、形の崩れた結晶なら悪い言葉だと見た目のきれいさでものごとを決めてしまっていいのか。
もう一つついでに、これは筆者の発言ではありませんがこのような話題に関する
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