夢追い人へ送る詩/朱桜天 遊雨
笑って過ごした時もある
肩を並べた時もある
いつでもあなたは前向きで
見るのは ずっとずっと先
横の私には目もくれず 永遠の旅路を走っていく
ああ 恋人よ 聞かせて欲しい
あなたの往くその先が
実は暗闇だったとしても
それでも あなたは走っていけますか?
なにもない荒野だったとしても
それでも 希望を失わないのですか?
例えそうだとしても わたしは諦めたくない
解りきった答えだったけど
それがあなただと知っている
ああ 恋人よ
わたしはあなたの横に立つことはできないけども
せめてここで あなたの背中を見つめていよう
だから 恋人よ 忘れないで
あなたの帰る場所は
必ずここにあるのだと・・・
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