星の物語/朱桜天 遊雨
 
ひとり夜空を眺めながら

雲の中の星を数える

空に刻まれたいっぱいの星には

どんな物語が広がっているのだろう

どんな想いがつまっているのだろう

そんなことを考えながら 公園のベンチでコーヒーを啜る

そして わたしには?

わたしには どんな物語が用意されているんだろう

そう思ったら 少しだけ 明日が楽しみになった
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