d e s i r e/李伍 翔
 
何もない
真っさらな空間に
貴方の 聲 が
響 く
それ は 心地良くて
退屈 を
掻き消してくれる

嗚呼
いつだって 貴方は
そばに居て くれるのに
それ 以上 を望んでしまうのは
罪 でしょうか

何もない
真っ暗な空間に
貴方の 笑みが
輝く
それ は やさしくて
孤独 を
紛らわせてくれる

嗚呼
いつだって 貴方は
思って くれているのに
それ 以上を 望んでしまうのは
罪 でしょうか?

瞳 閉ざして
闇を 感じて
寄り添って 鼓動 感じて
触れ合って
互いに 罰 を 受けるなら




「この まま 堕ちて しまおうか ?」
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