扉/粕身鳥
社会からの否定を恐れ
自分の扉を
個性の扉を開けられずにいる
ああどうか恐れないで
私も少しずつ扉を開けるから
どうか
どうか恐れないで
あなたの扉を開ける手伝いを
私は少しでもしてあげたい
でもそう思っているのは私だけじゃないの
皆あなたの扉を開けてあげたいと思っているのでしょう
そう考えると
社会からの否定なんて実は無いのではないでしょうか
もしも否定があっても
それは扉を開けてくれたあなたへの
ちょっとした照れ隠しなのですから
恐いことなど無いのです
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