さよなら/桐野晴
 
淋しさの色をたたえた瞳
胸につきささって、涙を流す

昔の自分と同じ瞳のあなたに
同情だと言われた其のときから

ほろり ほろり

涙を流す

俺だと傷つけてしまうから

さよなら さよなら

笑顔で

ふたりが幸せになるのなら

永遠に
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