環/
静山和生
渇いてしまった
前景には無音
高鳴る古色
鳴りへ、
鳴れ、 鳴れ。
描線の
徒党は四人
刻まれた一人
波を砕いて、踵の
群がる音素を
織り込んだ
掌の発現
音の。
音、
の無
い
開
け
戻る
編
削
Point
(1)