ただの 悪夢/
もも うさぎ
屋のすみで踊る
あたしは泣くこともできずに
ひたすら待つ
解かれるのを 待つよりはない
悪寒と吐き気で目が覚めたとき
パリはまだ暗かった
あたしの戦っているものは
本来戦わなくてはいけないものなのだろうか
道は変えない
迷わず進む
それは戦いではない
でも
背中が死ぬほど冷たかった
むせる
BOSSの匂いを どうすることもできないのだ
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