告発文書(廃棄済)/whipporwill
 
腐った水槽の中、濁った汚水の内、枯れた深海の底。
いつもと変わらないと嘆くのはいつものことです。相
も変わらず進歩のないことで、飽きもせず不平不満を
漏らすことに終止執着。
そこに変わるための何かがあると信じるのも常ですが、
何もないこと、それもまた無常の産物と言えなくもな
い現実でございます。それでもここに普遍の価値を見
出そうともがくことこそ不変の事実ではありませんか。
そう言い聞かせることで自分を納得、得心為兼ねる事
態も無理矢理承諾。お手軽にイエスマン製造しており
ます。
こればかりは譲れないと最後の一線を守っているつも
りですが、気付けば譲り合いのボランティア精神
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