れっど/瑠音
 



わたし花びらと勘違い
あかい
あかい
そのお色

痛かった 痛かった夏を抜け
手のひらには木の実が残ってた
帰り道はすこしノスタルジィで
水の流れがいとおしかった

ね 空のこと時々考える
けれどもすぐに
君へと戻る

いまも とても 好きだよと




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