緋色の季節/
ajisai
山の端を染めるは緋色
茜より深くより味わい深げ
もう日が沈むのか
今日という日をだんだんと短く感じていく
山の緑はまだ色を変えない
でも夕暮れの山の端の色は
まるで紅葉した樹木のよう
もうすぐ山も色を変えていくのだろう
刻々と日は巡り季節も巡る
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