絵と瀬と裸/たたたろろろろ
川よどをふたり眺めて湿る手とスカートのなかうずく秘密基地
美しい毒がまわって弾けとぶ
***白昼夢色はなびらみたい***
一本の電波でよわくつながれて雑念雑音―――空をこえゆく
さいぼうの森を伐採する唄がひびいてひびいて胸がきゅぅん、って
つぎはぎのバスドラみたいな心だろう?歪んだリズムがはばたいてゆく
ふかくから溢れる言葉のせせらぎに足をひたして物思う葦
⇒楽器⇒アンプ⇒データ⇒プレス機⇒CD盤⇒スピーカ⇒振動⇒伝うはこころ
口のない散弾銃を抱いて寝る夢も昼間も恋も宇宙も
夕焼けにカーテン越しのゴミのや
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)