やみ/
玉兎
やわらかな
ふあんは
やわらかな
やみに
つつまれて
しばらく
そこを
うごこうとは
しなかった
やみのなかは
めがなれてきても
やっぱり
やみのなかで
きみのこと
こころに
えがいてみても
それは
となりに
あるのです
戻る
編
削
Point
(2)