060922/もしゅ
ゆくりなくくるげなす
いかずちににた電信ばしらの
ほうふくこうげきに
日の出はもはや
せんざいいちぐうの
しろえさす
なえなえびの
くくぅるだいみょうを
天かいのホックにつるした。
とかいのボクシングはいつみても
キムチににたとうかいかんを
私のひざにもたらすのだが
このときばかりの黒人の
とうふになったあたまを
見たときには
それがもっとも世界で
愛すべきぎしきで
あることをしった。
黒じんの
まっ白な
とうふあたま。
キムチの中に
じっとつけられし
まっ赤にへんしょくする
まっしろな
こくじんの
とーふあたま。
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