無量大数/AB(なかほど)
 
  

不思議な人が
一億個の不可思議を抱え
目の前でにっこり笑った

さて
僕は何から始めようか



おはよう おはよう
僕は君にとっての
不可思議のひとつでいい

おはよう おはよう
全てはここから

そして不思議な君を理解するための
一億個の不可思議に
おはようって


誰かが誰かを愛する事と同じように
金色の穂が夕陽に輝くように




fromAB






  

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