fately/桐野晴
 
過ぎていく日々が
儚く思えてしまうのは
ヒトのエゴのせいでしょう


現実(とき)は誰にでも平等に
無常にもすぎていく
生まれたときから
歩き出した路(みち)は
本当は路なんてなくて
自分の庭を歩き周ってるだけなんだ


廻りだした星たちは
全てを司り
自由に空を翔ける



生きる義務なんて
確実(たしか)にどこにもないけれど
誰かのために生きていく


正常(いつも)とかわらず侵していく
死ぬために生きる真理
どこまでいくかも
つづくかもわからず
ヒトは沢山の幸せを
見逃しながら苦しい方へと生きていく


いつも風に舞い踊る
草木のさえずりは
全てを生かしている



凪いだ海の優しいコエが
生命のウタが
きこえてくるでしょう?
すべての必然の
はじまりのウタ



生み出され繰り返して
生命の源を
優しく運んでいる


海がみえてくるだろう
必然のウタが
魂が呼んでいる
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