終わり/
桐野晴
終わりがきたら
きっとそれは
突然でもありゆっくりでもある
自分がどうなるかなんて
可能性は
未知数で
何を選ぶかはわからないけれど
流れ星のように
雲のように
水のように
終わりがきたら
きっと
始まりなんて
ない
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