”僕ら”という存在/もこもこわたあめ
 

−軌跡−

それは
時には
複雑すぎるほどに曲がりくねっているようで
時には
単純すぎるほどに限りなく真っ直ぐなようで

一本の絨毯のようで
数千のピアノ線のようで

−軌跡−

それは
時には
堅固なアスファルトのようで
時には
脆弱な砂地のようで

さらさら透き通る透明のようで
きらきら光り輝く七色のようで

−軌跡−

それは確かに
”僕ら”の礎となった”僕ら”

存在をつないでいる掛け橋

・・・なのかも。
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