”僕ら”という存在/
もこもこわたあめ
−軌跡−
それは
時には
複雑すぎるほどに曲がりくねっているようで
時には
単純すぎるほどに限りなく真っ直ぐなようで
一本の絨毯のようで
数千のピアノ線のようで
−軌跡−
それは
時には
堅固なアスファルトのようで
時には
脆弱な砂地のようで
さらさら透き通る透明のようで
きらきら光り輝く七色のようで
−軌跡−
それは確かに
”僕ら”の礎となった”僕ら”
存在をつないでいる掛け橋
・・・なのかも。
戻る
編
削
Point
(6)