少しの距離/yozo
 
日射しと
まだひんやりと湿る宵の闇との隙間で
未熟で脆い魂は
少しづつ成長をはじめていく
気付けば一瞬で過ぎてしまう
最初の貴重な数年を
だからボクは春の中で過ごせたらと願う
キミとボクが出会ったのも
たぶん春の出来事だった

クシャミを1つする
空気に肌がピリピリする
ボクは春を選ぼうと決めている










 境 目 ?

 境 目 。

 何 と 何 の 境 目 ?

 始 め と 終 り の 。

 春 と 夏 の 。

 キ ミ と ボ ク の 。
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