故郷界隈/
ブライアン
ストライプのジャケットを着た老紳士。
蝶ネクタイを締める。
東京駅、通路。大
「むかしは」と語りだす老婆。
ジーンズ。Tシャツ。似合わない。
羞恥と
情緒が
真夏日、午後5時の夕暮れに染まる。
日は山に隠れる。
夕焼けは山の奥。
都会に出た男の口にする言葉
ゆがんだ思想
理不尽なこと、この上ない。
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