ひくことの四度というせかい/かぜきり
感触は 千切れていて
触れていたころを 思い出し
思い出していたころに 触れていて
またはらはらと舞い上がる
途切れなかった重さに
しーそぅを繰り返し
匂いはてんでばらばらに
わたしのなかへとしみこんで、
望んだものを受け取ることなんて
とてもじゃなくて
できるもんじゃなくて
受け入れられるものは
残さずわが身へと焼いて
ふらっしゅ
リズムのない閃滅
ふらっしゅ
メトロノームがわずらわしい・・・
つながっていないのが
私の世界という・・・
ふれられたいっときが
わたくしのまったき
ココはここハここわ
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