文字という星々の/umineko
 
大きな書店に行くとあふれる本に圧倒されるが、もっとすごいのは、その閉じられたページというページに、無数の文字がちりばめられているということだ。書き手、すなわち文字を発信する側がこれほどに存在するという事実。そんな世界に私は立つ。

私のフィールドは、たとえば誰かのブログだったり、投稿掲示板だったりする。あと、とある社報にエッセイを書いている。OBとかにも送ってるみたいだから、500部くらいあるんだろうか。無数に散らばる文字の宇宙に、私の文字が点在する。文字たちは、寄り添い、あるいは反目しながら、誰かの胸へと落ちてゆく。それが私の文字かどうかは、それは知らない。

詩を書くという作業が私は好
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