先生/ウデラコウ
 
先生。
あなたの顔を 今頃になって心底懐かしく思う

先生。
あの頃、絶対死んでもなりたくなかったあなたの肩書きを
僕も今、背負ってるんだ。それも自分から望んで。

先生。
そのことをあなたが知ったら さぞかし笑い転げるだろうね。

先生。
あの頃、あなたにされて死ぬほどイヤだったコトを僕は方針という名の下。
淡々と目の前の可能性にぶつける。
戯言は山と語るのに 結局最後にとるのは現実なんだ。
それをわかってて

「夢を持て」 「夢を捨てるな」 「夢をつかめ」

自分の夢すら 半ば途中で放り出した僕が。
よく云えたもんだよね。

先生。
あなたが僕に云っ
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