little eden/りぃ
 
無意味な世界を漂う風
私の中の小さな世界をどうか護って欲しい
私一人がいくら体を張ったところで
手をかざしたところで
守れるものなどありはしないのだから

だからどうか
私が壊れてしまうその前に

あの美しく居心地の良い世界ごと
私を吹き飛ばしてくれないか?

そうすれば明日からは
ゆっくり眠りにつけるだろう




守るものが、無いのであれば。






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