ろしあ/瓜田タカヤ
ろしあ
3回目で火のついたタバコ
煙を体内に流し込み
遠い過去の知らないときにすれ違った車体とかのことを思ってみたりした
でもその横の砂のことは思っていなかったので悪いかなと思ったんだが
過去にもそんな事っていくらでも有るんだろっておもっていたから
そんな気にせずに灰皿を曲げて遊んだ
落ちた灰が擦り込まれた布団に横たわった
永遠に光るテレビを半ば無意識にながめ
犬のもってきたプラスチックの何かの蓋を無視し、
寝る努力をしてみてはしたものの無理だった
筋肉がまだ一定ののレベル
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