技術論とミロのヴィーナス/いとう
(まず誤解の無いように記しておきたいが、これは原口昇平氏の言及(http://po-m.com/forum/i_doc.php?did=781&from=menu_d.php)に対して真っ向から批判するつもりで書く文章ではない。)
私事だが、批評という行為について現在かなり悩んでいる。何を以って「批評」と捉えればよいのか、あるいは、何を理想的な批評とすればよいのか、その(自分なりの)指針を把握しきれないでいる。試行錯誤、手探りで進めている状態だ。
現状では、技術・修辞・構造を中心とした評をよく書く。もちろんこれがベストだとは考えていないし、また、批評はすべて技術
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