333日めに きみへ/第2の地球
無い
でも
そんなちっぽけなことに 囚われて
動けなくなる 自分には 嫌気がさすよ
333日めだよ
きみが突然に死んでしまってから
まいにちまいにち
きみを思わない日は無い
ただそれだけが
わたしが いまの
ほんとうのいまのきみに
してやれることだから
あんなに
あんなにね
辛かったんだろうから
しねてよかったねって
ほんとうは いってあげたいけれど
わたしはバカだから
やっぱり
生きててほしかったよ
ほんとうは
どんどん 流れていくものだし
流れていくもののほうが
きもちが
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