きゃらめる 5/アンテ
よるをふうじこめたのか
まるでおもいだせないのは
きっと
あのとき
これっぽっちも
たのしくなかったせい
8
ふとんにもぐりこんで
いきをひそめる
めをとじて
つづきはまたあした
きもちをしずめる
よるがあって
ほんとうによかった
いちどにすんでしまったら
もったいないから
ふとんにくるまって
むねのなかの
あついものをたしかめる
またあした
またあした
9
すなどけい
みたいなものだと
おもっていた
さらさら
せかいからよるがこぼれおちて
ぜんぶなくなって
あさがくると
だれかがまた
すなどけいをひっく
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