やさしい歌が聞こえる場所で/
パクチーの香りがカレーを…
ほんとうのことを知らない子供たちが公園で遊んでいる。
早く過ぎていく季節がまた舞い戻ってくるまで僕らは丘のうえで寝転んでいよう。
いつまでもつづくお喋りはまるで月と太陽のようになだらかに回っているし、暖かい日差しを浴びながら公園通りを歩くとやはり気持ちがいい。
まわる銀河の果てで恋人が待っているなら、僕はロケットに乗って旅に出よう。
きみの見つめるまぼろしのさきにはきっと神様がくれた甘い蜜の味があるだろう。
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