ぽえむ君−願夜−/
ぽえむ君
ぼくは詩人
願いは夜に
行動は朝に
今日もまた
夜の散歩をしていると
夜の願いに出会いました
夜を織りなす芸術は
尖った心を溶かし
月とともにまどろみ
夢の世界へと誘う
過去と未来が現在に混ざり
その化学反応は
新たな心を生み
詩として編まれてゆく
夢を詩に描き
詩を夢に託す
果てなく続く天球は
願いを詩に込め
詩を願いへと変える
気持ちに言葉はいらない
明日もまた
言葉のない詩を作りたい
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