マイノリティー/
※
っ手や差し金に、内心、怯えながらも
それでも二人は、幸せでした
何故ならば、二人は
本当の心で分かち合い、赦し合えた仲なのですから
*
世界中が、みんな 私たちみたいなら、いいのにね・・・。
そう、呟きながら
妹は寂しそうに笑うと
今日も、彼の車椅子を押して歩くのです
もう、二度と歩くことの無い 彼の小さな支えとなって
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