時と自分と独り言と/おっとっと
 
ろう。

成し遂げた事は少なく、後悔は多く、未だ誇れるものは無く、それでも先に進んでいく。

待ってくれと言いたくなる衝動に駆られるが無駄だと判り口を噤む。

ふと、周りの景色の中の星や花、空を見つめ心を落ち着けると周囲の時間の進み方が遅くなった気がした。

よく判らないが、自分の観点はそんなものらしく、そんなモノに心奪われる事が出来る自分は悪くないと思えた。

気付けば進んでいるなら、せめて自分の見たいモノを見て、行きたい場所へ行き、生きたいように生きる。

焦燥感に駆られる中でも、それを思い出せるように言葉を残そう。

そして、結局進むのだ。

終わりを迎えるその時まで。
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