三十一文字の宇宙へ捧ぐ/
たたたろろろろ
となしいこの猫は
あの声が何度でも何度でも聴けたから大丈夫、でも寒かった冬
消えることのない悲しみが染みついたジャケットは今日もわたしを守る
妄想が世界を喰らうその日までオレンジとミルクをかき混ぜつづける
足の裏///渚のかおり///君の髪///とらわれた指―――― like a photograph
窓をカーテンを貫いて光れ星たちよ 耳を澄ませてここにいるから
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