僕の行動はブラックボックスだ 僕だって解らない/みずほ太陽
 
MotherFuckerだって真っ青さ
(ボール一つ、ひとつ飛んだ)
だから英語をぶっ殺す
(でも人殺し、殺しはいけないね?)

ペンのインクを投げ捨てマウスを持ち
僕らは戦うべきだ
僕らはいつだって仮想世界の戦士なんだ

心の中で響くのは、聞いたことのない母の歌声
空気の抜けたゴム球のように
この星は声を立てて凹んでいく

ふしゅうう

英語圏を中心として世界のすべてが巻き込まれていく
だから英語をぶっ殺す
見たことのない母を救うために

さあ、さ、あ、蹴鞠は蹴り上げた
ここが今日のはじまりだ
これからの長い戦いの・・・

え?

刹那、うしろで皇帝ペンギンが「キア」っと鳴いた
僕ははっと後ろを振り向くと
そして僕は現実に引き戻された

これが今日のはじまりだった
なんでもない僕の日常の
なんでもない追想の

END」
戻る   Point(0)