世界でいちばん美しいお尻の持ち主の君へ/クリ
世界でいちばん
美しいお尻の持ち主の君へ。
ホントーに誇張じゃなくて
こんなに綺麗なお尻が
日本にあったんだなって思いました。
月は、恋人たちの夜をちょうどよく
照らすためにあります。
じゃあ、そのお尻は何のためにあるんでしょう。
少なくとも
あのオフィスの受付の椅子に座るためだけ
じゃあないことは確かです。
世界でちばん
柔らかい乳房の持ち主の君へ。
一口で飲み込まないとすぐに
壊れてしまうほどのプリン。
そんな柔らかさのまるみが
秘かに静かに揺れていました。
微風は、彼女の顔にかかった
前髪をひょいとどけて
彼の顔をちゃんと見られるようにと吹いてきます
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