つれづれに思う詩の世界/石川和広
には一定の排他性があることもわきまえて、変にイベント化するのではなく(イベントは否定しない。ただどこまで残るものになるかだと思う。もちろん解散するバンドみたいにすぐれて消えていくものもある)、地道に書いたり読んだりする素養を培うほうがいいんじゃないか。
自分は少しずつ書きためていこうと思います。すぐネットに発表せずに、ためをつくる、書くことを楽しむ。夢中になってみる感じを取り戻してみたい。ぼくの生の中心課題である魂の体験をたくさん書いて、さらにノイズがありながらも、澄んだものにしていきたい。あとそのために毎日の生活が大事。やっぱり観念と具体のバランスは大事だと思う。ぼくのような思い込みの強い人間
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